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ちびキャラトーク(パターンE) ちびキャラトークのナイト3:ケイト/メイジ4:ヴァネッサ/ヒーラー3:モル/プリンセス1:マロンのトーク詳細。 1日目 「あら、ハントマンのかた? はじめて見る顔ですね。 わたしの名前は○○ 竜と戦うためにこのカザンにやってきました。 一緒にがんばりましょうね! 」(♪) 2日目 「こんにちは。 よく会いますね。 あなたには仲間はいますか? わたしは故郷の仲間たちと 戦いに出る約束をしているんです。 この木の下で 待ち合わせをしているんですが…。 」(♪) 3日目 「…。 あ、ごめんなさい… 少し考え事をしていたので…。 わたしはもうしばらくここで待ちます。 まだ仲間たちが来てないんです。 」(♪) 4日目 「…。 ずっと待ってるんですけど… まだ、来てないんです。 でも、もう少し待ってみます…。 」(♪) 5日目 「…。 結局 仲間たちは来ませんでした。 やっぱり もう来てくれないのかな…? 」(♪) 6日目 「あの… もし良かったら話を聞いてくれませんか? 」 →YES 「わざわざありがとう。 今日はもう遅いから 明日ゆっくりと話しますね。 」(♪) →NO 「時間をとらせてしまってごめんなさい。 わたしってなんて自分勝手なんだろう。 」 7日目 「わたしたちは故郷をでてから ずっと4人で旅をしてきました。 でも、旅の途中で竜に襲われて… その時、仲間の一人を失いました。 わたしが守らなくちゃいけなかったのに… 力不足だったばかりに…。 そんな私に失望して みんな故郷へ帰っていきました。 」(♪) 8日目 「みんなが故郷に戻っていった時、 わたしは裏切られたような気がしました。 いやな人ですよねわたし。 だって 全部わたしのせいなのに。 あなたもそう思うでしょう…? 」 →YES 「そうですよね… あなたの言う通りです。 わたしは身勝手で、弱くて… 何のとりえもない… 」 →NO 「あなたは… 優しいんですね。 」(♪) 9日目 「わたしはきっといつまででも待たないと いけないと思うんです。 たとえ仲間たちが来てくれなくても ずっとここで待つ必要があるんです。 以前、仲間たちは私を信じてくれた。 わたしはそれに応えることができなかった。 信じてくれた分、 今度はわたしが信じなければ…。 」(♪) 10日目 「あなただったら 一度自分が傷つけた人が 自分のところに戻ってくるまで 待つことが出来ますか? 相手が自分のしたことを 許してくれると信じることができますか? 」 →YES 「あなたは強い人なんですね… わたしも少しは見習ったほうが いいのかもしれませんね。 」(♪) →NO 「きっとそういう風に考える人のほうが 多いんだと思います。 」 11日目 「ずっと南の森に 竜が出たらしいですね。 この街にも いずれやってくるんでしょうか…。 そうなったら誰かが この街を守るために 戦わないといけませんね。 」(♪) 12日目 「ずっと旅にも出ずこの街で 待っていたから すっかり体がなまってしまいました。 ひさしぶりに体を動かしたいな。 もしよかったら手合わせ してくれませんか? 」 →YES 「…っ! ふうっ…ふうっ… お強いですね! いい運動になりました。 」(♪) →NO 「わかりました… 一人でトレーニングを することにします。 」 13日目 「ねえ、昨日の手合わせの感想を きいてもいいですか? わたし 戦いにむいてないでしょうか…? 」 →YES 「正直に言ってくださってありがとう… 今の弱い自分を きちんと見つめなきゃいけないですよね。 」(♪) →NO 「気休めはやめてください。 わたしは やっぱり何のとりえもないんです… 」 14日目 「あーあ… どうやったら強くなれるんだろう。 わたしがもう少し強かったら あの子だって… 命を落とさずに済んだかもしれないのに… 」(♪) 15日目 「わたし なにやってるんでしょうね。 故郷の仲間を失って 一人で意地をはってこんなところにいて… もうなにをしたらいいのか わからなくなってきました。 どうしたらいいんだろ… 」(♪) 16日目 「あ、あの… …お願い。 少しだけ 一緒にいてもらえませんか? なんだか不安で… 」 →YES 「…ありがとう。 」(♪) →NO 「…。 目に埃が入っただけです。 こっちを…見ないで。 」 17日目 「昨日はありがとう。 わたしやっぱり 本当に戦いにむいてないみたい 私も故郷にかえろうかな… こんな私がいても役にたたないし 私も故郷にかえったほうが いいのかな。 」(♪) 18日目 「あ、あの… 1つだけ聞いてもいいですか? もしもわたしが 突然いなくなったとしたら あなたは待っていてくれますか? 」 →YES 「…ありがとう。 勇気がでてきたわ。 わたし、信じることにする。 」(♪) →NO 「と、当然ですよね… へんなことをきいちゃって ごめんなさい 気にしないでくださいね。 」 19日目 「昨日はへんなことを聞いちゃってごめんね。 でも、すごくうれしかった。 じつはね、それ以外にも すごくうれしいことがあったんです。 仲間たちが… 帰ってきたの! 」(♪) 20日目 「みんなは亡くなったこの家族が ちゃんと暮らしていけるように 故郷で準備をしてくれていたみたい。 一瞬でも疑った わたしが馬鹿でした。 …全部、あなたのおかげね。 」(♪) 21日目 「ついにこの街の近くにも竜が出たみたい… 大統領府で討伐隊に参加する ハントマンを募集していたわ。 今日、仲間たちと相談するの。 討伐隊に参加するかどうかを決めるのよ。 もちろん… わたしの心は決まってるわ。 」(♪) 22日目 「今日、大統領府にいって 討伐隊に志願してきたわ。 心配しないで。 仲間たちと一緒に決めたの。 この街の人のために戦うって。 死んでいったあの子のためにも…! 」(ハート) 23日目 「今回の戦いは大きな戦いなんだって。 でも大丈夫! わたしには仲間たちがいるし… わたしを信じて 帰りを待ってくれる人もいるしね…! 」(ハート) 24日目 「ねえ お願いがあるの。 明日… ここに来てくれないかな?」 →YES 「待ってるから… 絶対だよ? 」(ハート) →NO 「…そう。 仕方ないよね やっぱりわたしは役立たずだし… 」 25日目(最終日) 「来てくれたんだね… 私の大事なモノ あなたに捧げます…。 この木の下でわたしと会ったこと 忘れないでいてね… (パスワード表示) メモ、してくれた? 」 →YES(ハートいっぱい) 「ありがとう… あなたはわたしの力になってくれた。 だからわたし 絶対あなたのこと忘れない。 わたしはちゃんと帰ってくる… だから この木の下で また会いましょうね。 」 →NO パスワード表示画面に戻る
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ちびキャラトーク(パターンB) ちびキャラトークのファイター2:レオ/ローグ1:ヤック/サムライ2:ガッサン/メイジ1:シャルルのトーク詳細。 1日目 「おっと。前見て歩きな! ○○様のお通りさ。 カザンの街を歩くなら 俺様の名前を覚えておくが良いさ。 」(♪) 2日目 「お、また会ったな、お前。 ○○様に何か用か? おいおい、ひょっとして 早くも俺様が狙ってるエモノの 噂を聞きつけちまったのかい? まぁ、何も教えちゃやらんけどな。 」(♪) 3日目 「この街のハントマンは 骨のあるヤツが少ないな。 俺様の野望について来れるヤツがいやしねえ。 」(♪) 4日目 「遺跡発掘… この稀代のスキルを お披露目したくても… 俺様について来れるハントマンがいやしねえ。 」(♪) 5日目 「なんだお前、何度も俺の元にくるが… そんなに俺様の野望を聞きたいのか? →YES へっ。お前、素直なヤツだな。 ま…気が向いたら今度教えてやるよ。 」(♪) →NO 嘘つけ。 本当は興味津々のくせに。 ま…気が向いたら今度教えてやるよ。>」 6日目 「ぶつぶつ… 財宝の地図がようやく解読できそうなのに… ギルドに人が集まらねえんじゃなあ。 ぶつぶつ…。 あれ…お前、いつの間にいたんだ? 俺は今機嫌が悪いんだ。 あとにしてくれ。 」(♪) 7日目 「ふふふ、やったぞ…ようやく解読できた…! お、お前!ちょうど良いところに来た! 今、俺は機嫌が良い! この前お前が知りたがっていた 俺様の野望聞かせてやるよ! 聞きたいだろ? →YES 財宝が眠る場所を記した地図を解読して、 一攫千金を狙っているのだ! どうだ!驚いただろ! 」(♪) →NO 本当は知りたいくせに素直じゃないな! 財宝の地図を解読して一攫千金! これが俺様が狙っているものさ!>」 8日目 「せっかく財宝の地図が解読できたのに ギルドにハントマンがあつまらねえ。 まったくこの街には欲が薄いやつらばかりで 困っちまうぜ…。 」(♪) 9日目 「この前酒場で飲んでいたとき、 隣のヤツに財宝の地図の話をしたんだ。 そしたらそいつは 「その財宝の地図は本物ですか?」 だとよ。本物にきまってるじゃねえか。 」(♪) 10日目 「さっき、しけた顔したメイジが、 「貴殿はお金のことしか考えてないんですか?」 だとか言って俺に喧嘩売ってきやがった。 俺様はな信念を持って財宝探しをしてるんだよ。 そんじょそこらの奴らと 一緒にしないでもらいたいね。 」(♪) 11日目 「夕暮れ見ててさ…。 …東の空が赤いと、不安になるよな。 いやなに…。俺の生まれ故郷が東の方にあってな… 」(♪) 12日目 「……おい、お前。 お前も俺様が金しか考えてないと思うか? →YES そうか…。 ま、そう見えても仕方ねえな。>」 →NO お前、人を見る目があるな。 そんなこと言ってくれて嬉しいぜ。 」(♪) 13日目 「…俺様の生まれた村から、手紙が来たんだ。 流行の疫病で多くの子供達が死んだらしい。 俺様の姪っ子も死んじまった…。 」(♪) 14日目 「俺様の生まれ故郷は… なぜか流行り病にかかる奴が多くてな。 それなのに…医者がいないんだ。 俺様は…金を手に入れて故郷に 病院を作ってやりたい… 」(♪) 15日目 「この前は、感傷的になって、 ペラペラしゃべっちまって恥ずかしい限りだ。 まあ、俺様にもそんな時があるってことよ。 …ま、あんなことを話したのは お前がはじめてだけどな…。 」(♪) 16日目 「お前になぜ財宝を探しているのか話してから 急にギルドに人が集まるようになってきた。 なぜだろうな…俺様にもわからねえが。 お前はわかるか? →YES 何?顔つきが前より優しくなったからだって? ば…馬鹿言ってんじゃねえよ… 」(♪) →NO ま、俺様にもわからねえ。 きっとようやく俺様の魅力に 皆が気づき始めたんだな! 」 17日目 「おう。お前か… ようやくギルドのメンバーが集まってきたんだが あと1人、メンバーが足りないんだ。 …俺様のギルドに入って、一緒に財宝をとりに行かないか? →YES お前ならそういってくれると思っていたぜ! よろしくな! 」(♪) →NO 何言ってんだよ! お前と俺様の仲じゃねえか。 嫌だとは言わせねえぜ?>」 18日目 「よし!準備が整ったら言ってくれ。 遺跡探索に向かうぜ! なんだって? お前も行くんだよ!ほれほれ! 」(♪) 19日目 「…この前は散々な目にあったぜ。 あの地図の通りに進んだら 崩落に巻き込まれて…。 お前が気付かなきゃ ギルドメンバー全員、やばかった。 命の恩人だ、感謝してるぜ。 」(♪) 20日目 「結局、あの地図は偽物だったってわけさ。 あんなものつかまされた 俺様がバカだった…ぜ。 ほんと金に目がくらむと ロクなことがねえな。 」(♪) 21日目 「とあるギルドが 遺跡探索スキルを持ったハントマンを 募集しているらしい。 なにやら遺跡に眠る古代呪文の研究をしている ギルドなんだとよ。 」(♪) 22日目 「なあ、地道にやっても医者が呼べるぐらい 金が稼げるかな… →YES そうだよな… そのぐらい、貯められるよな。 」(ハート) →NO ははははは。 やっぱ、一攫千金狙わなきゃだめかな。>」 23日目 「遺跡探索ギルドのやつらがよ。 けっこうイイやつらでな。 探索に付き合えば、 お目当てが発掘されようとなかろうと 報酬を出す、って言ってくれているんだ。 」(ハート) 24日目 「例の遺跡発掘ギルドについて行くことにした。 金は薄いが目的の遺跡が故郷に近くてな。 姪っ子の墓参りも兼ねて。 なあ…明日、会えない、か…? 渡したいモノがあるんだ… →YES …ありがとう。約束だぜ。 」(ハート) →NO そう…か。 残念だな…。>」 25日目(最終日) 「来てくれたんだな… ここを離れる前に、俺様の大切なものを 渡しておくぜ… お前といられて楽しかった。 ○○様とお前が出会った記念だ。 覚えておいてくれ。 (パスワード表示) メモ、したか? →YES(ハートが二つ浮かび上がる) 財宝は見つからなかったが… お前と会えてよかったよ。 色々と…ありがとうな。 それじゃあ、またな! 俺様との日々を、忘れないでくれよ! 」 →NO パスワード表示画面に戻る
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殆どがドラゴン型モンスターで構成されている種族。 最終形態はHPが他の種族に比べて高く設定される事が殆ど。 コマンドはブレスによる全体攻撃や、ランダム攻撃が多い傾向にある。 カードNo. 属性 クラス モンスター名 入手条件 出身 OBS00-026 火 ★ プチドラゴン 対 オレカバトル1の旧序章 OBS00-027 火 ★★ レッドゴン C OBS00-028 火 ★★★ レッドラゴ C OBS00-029 火 ★★★★ レッドドラゴン C OBS00-040 火 ★★ ドラン 合 オレカバトル1の新序章 OBS00-041? 火 ★★★ 竜人ドラン ア 表注 記号 カード化条件 対 通常対戦で入手 B BOSS戦やその御供で入手 合 モンスター同士の合体 C Lv10無条件クラスチェンジ ア モンスター+アイテム利用のクラスチェンジ 館 合体の館モードで出現
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ドラゴンバトル 開催期間 2012年12月29日(土) 22 00~23 00 2013年01月26日(土) 22 00~23 00 概要 報酬 画像 名前 種類 備考 背景『英雄』 アバター背景 竜人 アバター顔 竜人 アバター顔 竜角 アバター髪 竜角 アバター髪 ゲーム内説明 コメント 名前
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B01-020 カオスデビルドラゴン イラストレーター : NINNIN コスト 0 防御 500 攻撃力[追加ダメージ] 1200 2300 3500 4700 5800 [+1] 6900 [+1] レアリティ SR 属性闇 タイプドラゴン カード種類モンスターカード進化段階3進化 進化元デビルドラゴン 究極進化素材- 効果タイプ ダメージ カード効果(このカードがダメージを受けて手札にきたとき、コストを支払って進化できる) ドロップ 闇 回復 収録・配布ブースターパック第1弾『旅立ちの刻』収録
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7月 追加されたドラゴン バーベキュードラゴン ビールドラゴン リバティードラゴン ルビードラゴン 期間限定ドラゴン配合 夏 レア度 名前 素材1 素材2 ☆4 バケーション ☆3シード ☆3ストーム ☆4 サンフラワー ☆4バケーション ☆5サンライズ ☆5 サマー ☆4サンフラワー ☆4サンフラワー ☆5 バーベキュー ☆4サンフラワー ☆4ガーゴイル ☆5 ビール ☆4サンフラワー ☆4スクリュー ☆5 リバティー ☆5バーベキュー ☆5ビール ☆5 ルビー ☆4ウォーターLv.15 ☆4アングリーLv.15
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ドラゴン ティラ‐ティラン‐ティラノス‐爆炎龍ティラノス プレシィ‐プレシィール‐プレシオス‐氷塊流プレシオス ブラッキィ‐ブラッキオ‐ブラキオス‐大花龍ブラキオス プテーラ‐プテラス‐プテラドス‐太陽龍プテラドス スピノン‐スピナス‐デスピナス‐月光龍デスピナス レッドコドラ‐レッドドラゴン‐ボルケーノドラゴン‐メテオボルケーノドラゴン ブルーコドラ―ブルードラゴン‐オーロラドラゴン‐クリスタルオーロラドラゴン グリーンコドラ‐グリーンドラゴン‐アースドラゴン‐グラビトンアースドラゴン ホワイトコドラ‐ホワイトドラゴン‐ホーリードラゴン‐ライトニングホーリードラゴン ブラックコドラ‐ブラックドラゴン‐デビルドラゴン‐カオスデビルドラゴン ティラ‐ティラン‐ティラノス‐爆炎龍ティラノス 名前 ティラ コスト 10 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 火 タイプ ドラゴン リーダースキル 火の力:味方火属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ヒートブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の火属性攻撃を行う 名前 ティラン コスト 15 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 火 タイプ ドラゴン リーダースキル 火の力:味方火属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ヒートブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の火属性攻撃を行う 名前 ティラノス コスト 20 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 火 タイプ ドラゴン リーダースキル 火の力:味方火属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル マグマブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の火属性攻撃を行う 名前 爆炎龍ティラノス コスト 25 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 火 タイプ ドラゴン リーダースキル 爆炎の力:味方火属性モンスターの攻撃力を20%アップ スキル マグマブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の火属性攻撃を行う プレシィ‐プレシィール‐プレシオス‐氷塊龍プレシオス 名前 プレシィ コスト 10 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 水 タイプ ドラゴン リーダースキル 水の力:味方水属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル コールドブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の水属性攻撃を行う 名前 プレシィール コスト 15 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 水 タイプ ドラゴン リーダースキル 水の力:味方水属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル コールドブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の水属性攻撃を行う 名前 プレシオス コスト 20 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 水 タイプ ドラゴン リーダースキル 水の力:味方水属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ブリザードブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の水属性攻撃を行う 名前 氷塊龍プレシオス コスト 25 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 水 タイプ ドラゴン リーダースキル 激流の力:味方水属性モンスターの攻撃力を20%アップ スキル ブリザードブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の水属性攻撃を行う ブラッキィ‐ブラッキオ‐ブラキオス‐大花龍ブラキオス 名前 ブラッキィ コスト 10 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 木 タイプ ドラゴン リーダースキル 木の力:味方木属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ウインドブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の木属性攻撃を行う 名前 ブラッキオ コスト 15 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 木 タイプ ドラゴン リーダースキル 木の力:味方木属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ウインドブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の木属性攻撃を行う 名前 ブラキオス コスト 20 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 木 タイプ ドラゴン リーダースキル 木の力:味方木属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ガイアブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の木属性攻撃を行う 名前 大花龍ブラキオス コスト 25 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 木 タイプ ドラゴン リーダースキル 大地の力:味方木属性モンスターの攻撃力を20%アップ スキル ガイアブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の木属性攻撃を行う プテーラ‐プテラス‐プテラドス‐太陽龍プテラドス 名前 プテーラ コスト 10 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 光 タイプ ドラゴン リーダースキル 光の力:味方光属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル フラッシュブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の光属性攻撃を行う 名前 プテラス コスト 15 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 光 タイプ ドラゴン リーダースキル 光の力:味方光属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル フラッシュブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の光属性攻撃を行う 名前 プテラドス コスト 20 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 光 タイプ ドラゴン リーダースキル 光の力:味方光属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ホーリーブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の光属性攻撃を行う 名前 太陽龍プテラドス コスト 25 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 光 タイプ ドラゴン リーダースキル 閃光の力:味方光属性モンスターの攻撃力を20%アップ スキル ホーリーブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の光属性攻撃を行う スピノン‐スピナス‐デスピナス‐月光龍デスピナス 名前 スピノン コスト 10 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 闇 タイプ ドラゴン リーダースキル 闇の力:味方闇属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ダークブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の闇属性攻撃を行う 名前 スピナス コスト 15 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 闇 タイプ ドラゴン リーダースキル 闇の力:味方闇属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ダークブレス:敵全体に自分の攻撃力100%分の闇属性攻撃を行う 名前 デスピナス コスト 20 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 闇 タイプ ドラゴン リーダースキル 闇の力:味方闇属性モンスターの攻撃力を10%アップ スキル ヘルブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の闇属性攻撃を行う 名前 月光龍デスピナス コスト 25 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 闇 タイプ ドラゴン リーダースキル 暗黒の力:味方闇属性モンスターの攻撃力を20%アップ スキル ヘルブレス:敵全体に自分の攻撃力200%分の闇属性攻撃を行う レッドコドラ‐レッドドラゴン‐ボルケーノドラゴン‐メテオボルケーノドラゴン 名前 レッドコドラ コスト 10 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 火 タイプ ドラゴン リーダースキル ‐:‐ スキル ヒートボール:敵全体に火属性の100ダメージを与える 名前 レッドドラゴン コスト 15 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 火 タイプ ドラゴン リーダースキル 火の守り:敵の火属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル ヒートボール:敵全体に火属性の100ダメージを与える 名前 ボルケーノドラゴン コスト 25 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 火 タイプ ドラゴン リーダースキル 火の守り:敵の火属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル ファイアボール:敵全体に火属性の300ダメージを与える 名前 メテオボルケーノドラゴン コスト 30 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 火 タイプ ドラゴン リーダースキル 炎の防壁:敵の火属性のモンスターから受けるダメージを60%軽減 スキル マグマボール:敵全体に火属性の600ダメージを与える ブルーコドラ‐ブルードラゴン‐オーロラドラゴン‐クリスタルオーロラドラゴン 名前 ブルーコドラ コスト 10 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 水 タイプ ドラゴン リーダースキル ‐:‐ スキル コールドボール:敵全体に水属性の100ダメージを与える 名前 ブルードラゴン コスト 15 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 水 タイプ ドラゴン リーダースキル 水の守り:敵の水属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル コールドボール:敵全体に水属性の100ダメージを与える 名前 オーロラドラゴン コスト 25 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 水 タイプ ドラゴン リーダースキル 水の守り:敵の水属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル アイスボール:敵全体に水属性の300ダメージを与える 名前 クリスタルオーロラドラゴン コスト 30 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 水 タイプ ドラゴン リーダースキル 氷の防壁:敵の水属性のモンスターから受けるダメージを60%軽減 スキル ブリザードボール:敵全体に水属性の600ダメージを与える グリーンコドラ‐グリーンドラゴン‐アースドラゴン‐グラビトンアースドラゴン 名前 ブルーコドラ コスト 10 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 水 タイプ ドラゴン リーダースキル ‐:‐ スキル コールドボール:敵全体に水属性の100ダメージを与える 名前 グリーンドラゴン コスト 15 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 木 タイプ ドラゴン リーダースキル 木の守り:敵の木属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル ウインドボール:敵全体に木属性の100ダメージを与える 名前 アースドラゴン コスト 25 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 木 タイプ ドラゴン リーダースキル 水の守り:敵の木属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル アースボール:敵全体に木属性の300ダメージを与える 名前 グラビトンアースドラゴン コスト 30 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 木 タイプ ドラゴン リーダースキル 大樹の防壁:敵の木属性のモンスターから受けるダメージを60%軽減 スキル アースボール:敵全体に木属性の600ダメージを与える ホワイトコドラ‐ホワイトドラゴン‐ホーリードラゴン‐ライトニングホーリードラゴン 名前 ホワイトコドラ コスト 15 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 光 タイプ ドラゴン リーダースキル ‐:‐ スキル フラッシュボール:敵全体に光属性の100ダメージを与える 名前 ホワイトドラゴン コスト 20 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 光 タイプ ドラゴン リーダースキル 光の守り:敵の光属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル フラッシュボール:敵全体に光属性の100ダメージを与える 名前 ホーリードラゴン コスト 35 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 光 タイプ ドラゴン リーダースキル 光の守り:敵の光属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル ホーリーボール:敵全体に光属性の300ダメージを与える 名前 ライトニングホーリードラゴン コスト 40 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 光 タイプ ドラゴン リーダースキル 光の防壁:敵の光属性のモンスターから受けるダメージを60%軽減 スキル ホーリーボール:敵全体に光属性の600ダメージを与える ブラックコドラ‐ブラックドラゴン‐デビルドラゴン‐カオスデビルドラゴン 名前 ブラックコドラ コスト 15 レアリティ ★★☆☆☆☆☆ 攻撃属性 闇 タイプ ドラゴン リーダースキル ‐:‐ スキル ダークボール:敵全体に闇属性の100ダメージを与える 名前 ブラックドラゴン コスト 20 レアリティ ★★★☆☆☆☆ 攻撃属性 闇 タイプ ドラゴン リーダースキル 闇の守り:敵の闇属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル ダークボール:敵全体に闇属性の100ダメージを与える 名前 デビルドラゴン コスト 35 レアリティ ★★★★☆☆☆ 攻撃属性 闇 タイプ ドラゴン リーダースキル 闇の守り:敵の闇属性のモンスターから受けるダメージを40%軽減 スキル カオスボール:敵全体に闇属性の300ダメージを与える 名前 カオスデビルドラゴン コスト 40 レアリティ ★★★★★☆☆ 攻撃属性 闇 タイプ ドラゴン リーダースキル 闇の防壁:敵の闇属性のモンスターから受けるダメージを60%軽減 スキル ヘルボール:敵全体に闇属性の600ダメージを与える コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします ヘルボール等、カラドラ系のスキルのダメージは500ではなく、600です -- (名無しさん) 2014-06-05 01 32 55 カオスデビルドラゴンの攻撃属性とリーダースキルおかしくないですか? -- (名無しさん) 2014-06-12 09 34 20 名前 コメント すべてのコメントを見る
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あたしは急ぐ。 こんな、こんなはずじゃなかった。 ほんとならとっくに終わらせて、姉御のところに戻ってるはずだったのに。 ここはどこ? 辺りの景色はどこもかしこも見たようで、出口の無い無限回廊に迷い込んだような錯覚を感じる。 ない。ない。ここにもない。 お願い、あの角を曲がったら。 ……その先に続くのは同じように続く廊下。 軽く絶望で心が塗りつぶされそうになる。 止まっちゃ駄目だ。限界は近い、もうすぐ急げなくなるかもしれない。 なんとしてもその前に見つけなくちゃ。 心を奮い起こし、再びあたしは急ぎ始める。 ……トイレ、どこ………? ――五時間前、午前6時40分。 窓から差し込む日が眩しい。 小鳥のさえずりに引き寄せられて、あたしは現実に浮かんできた。 身体を起こして窓から見上げるとミロスの美しい空が見えた。 うん、今日もいい朝だ。 歩きながら腕を頭の上で組み、目一杯伸びをする。 若干身体を捻りながら背骨を鳴らすと、眠気が少し消え代わりに爽やかな気分が沸いてきた。 ドアをくぐる。 テーブルの向こう、あたしの向かいに光の反射で紫に見える黒髪の女の人が座っている。あたしの師匠だ。 テーブルの上には七人分の朝食。ちなみにその内容は 白いご飯。 味噌汁。 焼いたメザシ。 漬物が少々。 小鉢に納豆。 ……いまどきアイゼンでもなかなか見ない朝食ではなかろうか。 「って言うか、姉御料理できたんですね……」 「起きてくるなり開口一番それか」 あたしの口からつい漏れた本音を耳ざとく聞きつけた姉御が、味噌汁をすすりながら軽く睨んでくる。 「前から思っていたがそもそもお前は私をどんな風に見ているんだ。 昔からよくお手伝いをしてさっちゃんはいいお嫁さんになるわねと言われた私だぞ」 「へぇーへぇーへぇーへぇー」 「こいつ……」 「えー、だってギルマスもリーダーも姉御は料理が出来るなんていってませんでしたよ? 他に誰もいないときは自分で何か作れって」 「む……そうなのか?昔おままごとで泥団子を喰わせた事を根に持ってるんだろうか……」 「何やってんですか」 「まさか本当に食べるとは思わなかったんだ、大体食うほうも食うほうだろう」 「いや、そりゃそうですけど……」 「まあなんだ、もうこの話はいいだろう。……おはよう」 「……おはようございます」 「おはよう、今日もいい朝だね……」 テーブルについて朝食に取り掛かっていると、朝だと言うのにメイジ衣装フル装備の男の人がやってきた。 席に着き、肩まであるボサボサの青髪を手櫛しながらふああふ、とあくびをひとつ。 「ああおはよう、また徹夜したのか」 「うん……帳簿つけて届出の書類書いて内職やって新しい魔法の詠唱書いてたらいつのまにかこんな時間でさ……」 「あの、昨日もそんなこと言ってませんでしたっけ?ほんとに寝てます?」 「寝なきゃ人間生きていけないでしょー。少なくともおとといは……あれ?その前だっけ?えーとちょっと待ってね」 「食え。そしてさっさと寝ろ」 この人がうちのギルマスだ。 性格はなんというか、理知的で柔和ないい人なんだけど電波体質なのが玉にキズだ。 完璧な人間をやって尊敬されるよりも見下されてでもネタを仕込みたいという彼の美学は理解できない。 そんなギルマスだが放っておくとすぐ肉体の限界まで仕事や研究をやって過労で倒れるので注意が必要だ。 暇さえあれば本を読んでいるくせにギルドの誰より(ローグであるあたしより)目がいいという分からない人でもある。 「朝っぱらから寝てたら駄目人間でしょーが、まだ大丈夫だよ」 「お前は別ベクトルですでに駄目人間だ。いいから寝ろ」 姉御達が押し問答をしているうち、残りのメンバーが起き出してきた。 さっきまで朝の静けさに包まれていた食卓に、にぎやかさと活気が満ちてくる。 「味噌汁……懐かしい味だ」 あたしの右前方にいる丈夫そうなファイターの人がリーダー。 ギルマスがいるのに別にリーダーがいるのかと突っ込まれそうだが、あまり気にしないで欲しい。 しいて言うなら机仕事はギルマスが、畑仕事はリーダーが先導することが多いのでこういう呼び名になったみたい。 実直だけどギルド一物分りのいい人間の出来た人で、かついい感じにヘタレなのが何ともいえない。 苦手なものは爬虫類全般(何でこの人ハントマンになったんだろう)、特にワニが大嫌いらしい。 「懐かしいですか……私にはまだ良く分からない味ですね……」 その隣で味噌汁と格闘している女の人が副長。 ギルマスがいてリーダーがいてその上副長がいるのかと(以下省略)、 これはあだ名だ。眼鏡の真面目そうな冒険者がいいんちょと呼ばれていても変には思わないでしょ? ちなみに命名はあたし。リーダーについて歩く様子と、ナイトらしい生真面目な性格からなんとなくつけた。 正義感が強く、というか強すぎて若干空回り気味なところもあるけど自己反省を忘れないいい人だ。 「……」 あたしの正面でもくもくと漬物をつついているのが姫ちゃん。 正直この子のことはよくわからない。無口な子だ。 頭の上で耳が揺れているが実はこの子はルシェでは無い。つけ耳だ。 従ってこのギルドには一人もルシェがいないことになるが、ギルマスいわく別に雇用機会均等法に 喧嘩を売っているわけではなく単に出会いが無かったから……らしい。 あの耳はルシェの親友から送られたおそろいのもので、その親友はいまはこの世にいないらしい。 「どうしたの、箸が止まってるよ?食欲が無い?」 「あ、ううん。なんでもない」 そして、今あたしに話しかけてきた彼が……このギルドのヒーラーだ。 あたしより三つ年上の彼はその、まあ、なんというか、あたしの、いい人……っての? こんなあたしを女の子として見てくれる数少ない人で、大人しげだけどいざというときにはとても頼りになる。 初めて会ったときは単に童顔だなー、位にしか思わなかったけどこうして見るとなかなか……いい男だよね。 ……あー、おほん。 安全な場所で怪我した人を直すだけではなく脅威であるドラゴンを倒さなければならないと考えた彼は ハントマンになることを決意、ちょうど振り返った先でドラゴン退治について計画を立てていたあたしたちに 勢いで入団を希望して今に至る。 以上、これがうちのギルドのメンバー。 なかなかクセのある人達だけど、皆いい人なのはあたしが保障…… ……しまった。 すっかり紹介した気になっていたが、この人の事を最初に書くべきだった。 姉御に目を向ける。 寝乱れた長い黒髪で、メザシを口の端にくわえながら漬物に箸を伸ばす。 ……この人はこういうのが本当に絵になる人だ。 これが姉御。サムライだけど、さっき言ったとおりあたしの師匠。 そしてお世辞にも育ちの良くないあたしのお目付け役。 姉御と言う呼び名はこのギルドにお世話になることが決まったときびくびくしながら呼んだのが始まりだったが、 なんとなく定着して今でも基本的にこう呼んでいる。あとは気分でたまに師匠と呼ばせてもらっているが そういうときの姉御は口では『師匠と呼ぶなと言ったろう』とか言いながら何だかまんざらでもなさそうなので これからもたまに師匠と呼んでみようと思う。 居合と無手に鍛錬を欠かさず、普段大雑把に振舞ってはいても常にサムライの魂は忘れない。 そんな姉御が昔は斬馬系のサムライ崩れだったというから世の中はよくわからない。 カタナを扱う自己流の剣士として己が信じる道を往き、ブシドーだのなんだのを歯牙にもかけなかった姉御だが こっちに来て本物のサムライに出会いその教えに一転心酔、それまでのスタイルを捨て去って 名前まで変えたというんだから本当に極端な人だ。よっぽどどこか感銘を受けるところでもあったんだろう。 と、あたしの視線に気付いたのか、箸を咥えた姉御がこちらへ視線を送り返してくる。 「……なんだ?私の顔に何か……ご飯粒か?」 「すいません、なんでもないです」 ぺたぺたと頬をさわる姉御に首を振って否定する。 そうか、と食事を再開しようとした姉御はふと何か思い出したように持ち物を探り始めた。 「……そういえば福引で劇のペアチケットをもらったんだが……お前、一緒に来るか?」 ―――――――――――――――――――――――――― ああ、できない、私にはできない。 たとえ永久に手に入らないのだとしても、 この手でこの方に血を流させるなんて。 それならばいっそ、……私は、泡となって消えてしまおう…………… 「……っ……うぅ………」 「まだだ、エンディングまで泣くんじゃない」 そういう姉御の目には既に今にも溢れそうなほどの涙が揺れている。 あたしたちは文化ホールの一席に座り、遠い昔に書かれたというおとぎ話をモチーフにした劇を観賞していた。 「そんなこと言ったって……あ、姉御こそもう限界じゃないですか……」 「ば、馬鹿……目にゴミが入っただけだ」 「それならあたしだって、せっかくの、ペアチケットなのにっ、あたししか誘う人がいない姉御の不憫さを……」 みしっ。 「……痛い、超痛い」 「この、馬鹿………うう……」 「えうう………」 あたしも姉御も結局のところ、エンディングまで耐えることは出来なかった。 「副長もチケット持ってるみたいなこと言ってたけど見えませんね」 「午後から来るのかもしれないな」 「うー……それにしても久々に心から泣いた」 「やっぱ古くてもいいものはいいんだな……」 演劇終了後、あたし達は喫茶ルームでお茶にしていた。 国風に合った美しさで知られるミロスの劇場は、副長も一度来てみたいと言っていた話題のスポットだ。 しばらく無言で心と身体を温めなおした後、気分を変えるために話題をシフトしてみる。 「それにしても姉御、ほんとに誰か他に誘う人いなかったんですか?いやあたしは連れて来てもらってよかったけど」 「お前もしつこい奴だな……おらんと言ってるだろう。ほっといてくれ」 「だって……姉御24だよね?あと六年って長いようで短いですよー、姉御は婚活とかしなくていいんですか」 「……」 「……」 「……コンカツ………………あ、油揚げに衣を着けて揚げなおしたものとかか?」 ――駄目だこりゃ。 「……はぁ」 「え?違うのか?……え、えと、まさか本当に狐を揚げたりしないよな……? ちょ、ちょっと待て。じゃあ、ええと……」 「や、もういいです。姉御はつくづく恋愛に縁が無いってことだけ分かりました」 「なっ!?」 一瞬呆気に取られる姉御だが、やがて眉間に険悪な色が浮かんでくる。 「……って、何だと?お前最近ずいぶん態度がでかくなったんじゃないか……」 しかし悲しいかな、泣きはらした目のせいでご機嫌斜めの子供が頬を膨らましてるようにしか見えないんだよね。 はっきりいって怖くない。全然怖くない。 「だってそーじゃないですか。こちとら彼氏持ちですよ?そーゆー相手は普通外すか もしくはこれをやるから二人で行ってこい、ってのが大人の対応ってもんでしょ」 「ぐ……」 姉御がごにょごにょと詰まる。だって私だって見たかったし、とか言ってるみたいだ。 あのおっかなかった姉御に競り勝っていると言うささやかな優越感に浸っていると、姉御が話題を切り替えにかかった。 「……お前が誰と交際しようと勝手だがな、むしろもうちょっと慎めんのか? 仲良くするのはいいがそれにしたって恋人ができるなり暇さえあれば四六時中べたべたと……」 「なんですかそれ。ちゃんと戦う練習だってしてるじゃないですか、ダガーフェティシュだってレベル5まであげたし」 「あぁっ……、そういう問題じゃなくてな、……色ボケは少し控えろといってるんだ」 むっ。 色ボケとは言ってくれるじゃない。 あたしにあの虐待のような訓練を毎日受けさせた人の言うことだろうか。 ちなみに前回がソードマスタリー編とすると、今回はダガーフェティシュ編だ。 そりゃ最初の頃こそ 「握りが甘い、それだとすぐに吹っ飛ばされるぞ」 「はい」 「リラックスして構えることとゆるく構えることは違う、忘れるな」 「はい!」 「左旋回したときに半身が解けてるぞ!いかなるときも付け入る隙を与えるな!」 「はいっ!」 みたいなまともな訓練だった。 それがどうだ、最後にはまたもや置き去りで、しかも今度はまだフロワロの残っている洞窟だ。 フロワロが残っているということは当然『奴ら』がいるわけで…… 他にも色々ひどい目にあって、今日やっと休日なのだ。 ちなみに明日からは姉御と一対一の実践訓練、姉御から一本取れるまで続くらしい。 冗談じゃない、構えを取らず純粋な接近戦だけなら短剣が勝つのが当たり前だと姉御はいうが、 そんなこと絶対にありえないのは空を飛ぶ猫がいないくらい明らかだ。 とまあそんな訓練をサボりもせずやってきて色ボケとはあんまりだと思うんだよね。 あたしの口から棘を含んだ言葉が飛ぶ。 「色ボケって何ですか、あたしが今までやらなきゃいけないことすっぽかして遊んでたことありますか? 別に姉御が目に毒だっていうなら控えますけど何もそんな言い方しなくたって」 「だからそうじゃなく……いや確かにそういう意味でもあるんだが……」 「……」 「……」 「……」 「………夜」 「夜?」 「……夜、お前の部屋から声が聞こえてくる」 「……」 「……」 えーと、それって。 「――――――――――――!!?!??!?!!!?? な、な、な、なんっ………」 「それもアホのように毎夜毎夜。昨日だって寝ようとしたら……」 「ちょ、ちょっと待ってよ!?昨日は普通に寝ましたって!だって火曜と金曜はお休みにしようって……」 「……」 「……」 「あ、そ、そうか、悪かった」 「い、いや分かってくれればいいですけど」 「……」 「……」 「……え、週二日以外は毎晩?」 ……………………。 …… じ…… 自爆したーーーーーーー!? っていうか彼との夜の生活を曜日まで!? 羞恥と極限の混乱に陥りながらも、 あたしの耳は姉御の「なんだ、やっぱり色ボケじゃないか」と言うセリフを聞き逃さなかった。 くうぅっ。 恥ずかしい。消えてしまいたい!セクハラだ!……ええい、これも全部姉御のせいだっ!! あたしの心に理不尽な復習の炎が灯る。 心の奥からこみ上げるヤケクソ気味の羞恥に突き動かされ、あたしは報復の刃を抜いた。 「あ、姉御だって人の事いえないじゃないですか!? 昨日の晩、壁の向こうから一人で慰めてる声を聞かされてなかなか寝付けませんでしたよ! ……き、聞きたくなかったけど聞いちゃったんですからね!?」 「……」 「……」 「……………ええと」 え、何この反応。そんなナチュラルに困惑した顔をされても…… 「昨日から、私の部屋は一階に移ったんだが」 「え」 そうなの?とするとあの声は…… かちゃん。 音のしたほうに顔を向ける。 あ、いつの間に来たんですか副長。 どこにも見ないと思ったがやっぱり来たらしい。 建物自体のおしゃれさと劇場への期待で興奮しているみたい。 スプーンを取り落としたことにも気付かない様子で、緑色の髪と見事なクリスマスカラーのコントラストを作るほど 顔を 真っ赤に ……………………。 …… ご…… 誤爆したーーーーーーー!? 「いやあの」 「すっ……… ………すいませ……………………!!!」 誤魔化そうとする間もなく副長は泣きそうになりながら逃げ出した。 そのまま逃げていくかと思いきや、空気の読めないレジ員に止められて半泣きでお金を支払っている。 後に残された気まずい沈黙の中、あたしも冷静さを取り戻してきた。 「……お前、あれは」 「スイマセンでした、ほんとスイマセンでした」 「いや別に悪気が無いのは分かってるんだが……」 「うぅ、悪いことしたなぁ。姉御もなんかすいませんでした」 「あ、まあ、気にするな」 大きな犠牲を(副長が)払いながらもなんとなく和解する。 何か話す雰囲気でもなくなり、あたし達はしばらく無言でお茶をすすった。 …… しばらくして、下腹部に誰もが知るあの感覚が走る。 外に比べてここは石造りの大きな建物で気温は低いし、身体を冷やしたかな? 「すいません、トイレ行って来ていいですか」 「ああ、そこをまっすぐ行って突き当たりを右だ。しばらく行くと分かるはずだ」 「はい」 そうしてあたしは喫茶コーナーを離れ、トイレを探すために歩き出した。 「あ、右じゃなく左だったか……まあ案内も出てるしすぐ気付くだろ」 ―――――――――――――――――――――――――― ――現在、12時05分。 あたしは急ぐ。 なんだってこんな事になったんだろう。 まだまだ大丈夫だと思って迷子の親を捜してあげたのが間違いだったのか。 ううん、あれを間違いと言うほど不人情な人間ではないつもりだ。だけど、そのツケは今確実に来ている。 あたしが別のところに気を取られて気付かないでいるうちにそれはいつのまにか差し迫ったところまで来ていた。 意識した瞬間、時間経過で増大したそれはあたしから全ての余裕を奪う。 焦ってあたしは元の場所へ…… ……あたしは、自分のいる場所が分からなくなっていた。 そんなわけであたしは今、下腹部を刺す感覚に耐えながらトイレを探してこの広い建物をさまよっている。 一歩歩くごとに、着実に大きくなるその感覚。 おかしい。トイレはどこ?この西館どこかにはあるはずなのに…… ふと目を向けた先に、所狭しとプリントや張り紙が貼られている掲示板を見つける。 今も職員らしき女の子が脚立に上って新しい張り紙をしている最中だ。 もしかしたら館内の地図が載っているかもしれない。 そう判断したあたしは、その掲示板へと近寄っていった。 「遅いな………何やってるんだ?……何だか私もトイレに行きたくなってきたぞ……」 掲示板に近寄っていくあたしの先で、女の子が作業を終えたようだった。 張り紙をしている間前のめりだった身体を戻し、屈めていた背をうーんと伸ばす。 あ、危ないよ? そんな不安定なところで身体を反らしたりしたら後ろにひっくり返っ………ちゃったああああぁぁぁ!! 「ひぁっ……!?」 女の子の悲鳴になりかけた声が耳に届く。 あたしは反射的にダッシュをかけ、脚立ごと倒れてくる女の子の下に走りこんだ。 オーライ、このくらいなら楽勝で間に合うって…… どさっ。ガッシャアアアン。 「………!!!」 はっきり言って、このときの自分をほめてあげたい。 尿意のことも忘れて本気でダッシュした上、これだ。 確かに落下位置にいくのは楽勝だった。 だけど、あたしには生憎落ちてくる女の子を受け止めて姿勢を崩さない程の腕力は無いのだ。 当然のことながら、姿勢の悪さも手伝ってあたしは女の子を受け止めたまま床にしりもちを突き…… ……女の子が、下腹部に落ちた。 もう一度言おう。はっきり言って、このときの自分をほめてあげたい。 膀胱が破裂するかと思うような衝撃に声も出さず悶えるあたしに、女の子がおずおずと声をかけてくる。 「あ、あの!すいません、大丈夫ですか!?……あ!あの、私が落っこちたせいで何か怪我を……」 「だ、大丈夫、平気……」 「そう……ですか……?」 「うん……あ、それより……聞いてもいい?トイレ、どこ……?」 「え?」 不幸中の幸いだ、この子にトイレまでの最短距離を教えてもらおう。 「えと……一番近いトイレは反対側……東館の二階にありますけど。案内、出てませんでした?」 「………え?」 …… ……… …………姉御ーーーーーーー!? ……そろそろ本当に限界だ。 あたしは気の遠くなるような距離を踏破し、東館までやってきていた。 気の遠くなる距離といっても百メートル足らず、普段のあたしなら10秒とちょっとで走り抜けられる距離だ。 だけどもはや走ることすら出来ないあたしにとってそれは無限とも思える距離だった。 辛うじて普通の歩き方に見せているが、見る人が見ればあたしの歩き方の不自然さに気付くだろう。 あと少し、あと少し…… …… ……見えた! 東館二階、職員も使う小トイレ。男女用それぞれ1つずつしかないそのトイレのくすんだ扉も、 今のあたしには天国の扉に見える。 洗面所に入ってすぐ右側、『女子用』のプレート。あたしはそのドアノブに手をかける。 長かった……間に合ってよかった。 やっと、やっと。 やっと……… がたん ……………え? ドアノブに付いた小窓。 そこから覗く色は。 ……『使用中』を示す、赤、だった。 ―――――――――――――――――― ざーーー。 未だ被害を抑えるために無限と思える時間を耐え忍ぶギリギリの感覚。 そしてそれでも間に合わずに一部を漏らしてしまった絶望。 その二つが入り混じって奇妙な温度になっているあたしの頭に、遠くで水の流れる音が聞こえる。 そして、ドアの開く音。 「……こんなところで何してるんだ?」 聞こえるはずの無い声が聞こえてあたしは顔を上げる。 ……姉御? ………。 ああ、そうか。 姉御が入ってたのか。 姉御が入ってたからあたしは、 「……っ!」 「うわっ!?」 だっ。 ばたん。 かちゃかちゃかちゃ…… ――――――しばらくお待ちください―――――― ざーーー。 醒めた頭であたしは昨日の訓練を思い出す。 「常に半身で……グリップは柔らかくしっかりと……」 習ったことを呟きながら身支度をする……下着はトイレットペーパーに包んで捨てる。 ズボンに隠してある簡易ナイフを取り出し、しっかりと握る。 「……」 そして、何かに導かれるように、もう一本をこれまで使わなかった左手に握った。 「……よし」 よし、これで、戦える。 「……」 そしてあたしは、 「……っ!!」 ドアを蹴り開けた。 「どうし……うわっ!?」 「うわああああぁぁぁぁん!!」 「ちょっ、おい、ちょっと待て!いきなりなんだ!?」 「うるさい、うるさい、うるさああぁいっ!!」 「待てって!何だ!?何で泣いてるんだ!?私が何か悪いことをしたか!?」 ああ、ごめんね姉御。 本当は分かってるの。 姉御のあれはほんのちょっとした間違いで、あんなでかでかとした案内に気付かなかったあたしの過失の方が ずっと大きいんだって事は。 でも、でもね、姉御の言うことを疑わなかったあたしの最後の希望を、 よりによって姉御が打ち砕くのはあんまりだと思うんだ。 なんかもう、自分でもどうにもならない。誰かにこの怒りをぶつけないとやってられないの。 ほんとにごめんね、でも今だけは言わせて。 「姉御なんて…………だいっきらいだああああぁぁぁぁ!!!」 余談だが、翌日からの修行は一対一をすっ飛ばして次のステップに入った。 → 駆け出しローグの日記 アイゼンにて ← 駆け出しローグの日記
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登録日:2022/06/27 Mon 00 00 00 更新日:2024/01/01 Mon 01 30 06NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 DQ DQモンスター かえんのいき はげしいほのお キースドラゴン ダースドラゴン ドラクエ ドラゴン ドラゴンクエスト ドラゴン系 ドラン ドルバ ドーラ ローラ姫 古参 四足歩行 意外と出てない 正統派 竜 超竜軍団 姫… 姫は いずこへ 消えたのだ。 我は 姫を守らねば…。 キサマたちか… 姫を つれさったのは…。 ゆるさぬ…ゆるさぬぞ! ●概要 ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターの1体。 2本のツノに長い首尾を持ち、翼を持たぬ体を強靭な4本足で支える緑色のドラゴン。 全ての始まりであるDQ1で登場した由緒正しきモンスターで、DQ2以降様々な形に派生していくドラゴン系モンスター達の開祖でもある。 シンプルながら迫力のあるビジュアルと確かな実力、何より最古参モンスターということもあって、DQシリーズのモンスターの中でも高い知名度と人気を誇る。 だが意外にもナンバリング本編での出演は多くない。DQ3を最後にリメイク版DQ7まで実に25年もの間再登場を果たせずにいた。つまり天空三部作は未登場。そちらは色付きドラゴンやグレイトドラゴン、バトルレックスなど、別種のドラゴンが登場している。 その代わり外伝作品への出演率は高く、DQMシリーズや不思議のダンジョンシリーズでは堂々の皆勤賞を果たしている。 見た目通り高いHPや攻撃力を持つ強敵としてプレイヤーの前に立ちふさがる場合が多く、殆どの作品で炎のブレスを吐いて攻撃してくる。 特にDQ1では冒険の主目的の一つであるローラ姫救出のために固定配置されているドラゴンを倒す必要があり、事実上シリーズ初のボスキャラとして圧倒的な存在感を放っている。 ●ナンバリング作品での活躍 ◯DQ1 マイラ南のダンジョン「沼地の洞窟」の特定のマスに足を踏み入れると強制的に戦闘になる。 高い攻撃力に加えて炎まで吐き、こちらのHPを着実に削ってくる。 同ダンジョンに出現するモンスターはおおさそりだのメーダだのといった大して強くない連中ばかりだが、こいつはまさに別格。 初訪問時にうっかり出会おうものなら、まず間違いなくその炎で丸焦げにされてしまうことだろう。 そんな訳でここは一旦スルーして洞窟を抜け、リムルダール地方でレベルを上げたり装備を整えたりして自身を強化し、ドラゴンの打倒を目指そう。 見事撃破できれば、奥に幽閉されているローラ姫を助け出すことができる。しかしずっと洞窟にいて衛生的に大丈夫なんだろうか。 ドムドーラやメルキド周辺等で通常モンスターとしても出現する。 ステータスや行動は沼地の洞窟のものと同じで、強敵であることに変わりはないが、同じエリアにはベギラマ使いのだいまどうや攻撃を避けまくるかげのきし等の厄介なモンスターが目白押しな為、こいつは相対的にまだ楽な方ではある。 リメイク版では沼地の洞窟の個体は専用ステータスを持っており、攻撃力と素早さが下がった代わりにHPが倍以上に引き上げられている。 これを弱くなったと取るか強くなったと取るかは人それぞれ。 この個体を倒した後にローラ姫を抱えたまま死ぬと、 何食わぬ顔で復活する。 これを利用したレベリング手法がある。 DQ1のRTAではドラゴンループと呼ばれるチャートに組まれている。 ◯DQ2 悪名高きロンダルキアへの洞窟に出現するモンスターにして、同ダンジョンの攻略難易度を非常に高くしている要因の一つ。 打撃 炎という単純な行動パターンは変わらないが、前作と違い多人数戦闘になったことで炎が全体攻撃となり、脅威度が大幅にアップ。 しかも今作の炎は防御でダメージを軽減できず、耐性防具も乏しいため碌に対策を講じることもできない。 もちろん攻撃力も非常に高く、サマルやムーンは一発殴られただけでかなりHPを持っていかれる。 呪文耐性も高く、頼みの綱のイオナズンは効かないことも多い。 搦め手で無力化しようにもラリホーは完全無効、マヌーサはそこそこ効くがあまり効果を実感できないしそもそも炎には無意味…と八方塞がり。 こんなのが一度に3〜4体で襲いかかってくるのだからたまったものではない。 いっそのこと一か八かでザラキに賭けるのも手である。 後にハーゴンの神殿でも出現するが、ロンダルキアの大地にひしめく怪物どもに比べればこれでもまだ優しい方というのが恐ろしい…。 リメイク版では呪文耐性が大幅に低下しており、かなり戦いやすくなった。ただし火力の高さは相変わらずなので油断は禁物。 なお、リメイク版も含めてドラゴンキラーに特効効果がなく、入手時期の割に威力も微妙なのであまり利用価値がなかった。 ◯DQ3 ルビスの塔やゾーマの城に出現。 お馴染みの打撃 炎の他に回復役のごくらくちょうを呼ぶという一芸を披露するようになった。 今作でも徒党を組んで炎を吐きまくってくるが、前作に比べて呪文耐性が落ちているので、全体攻撃呪文でさっさと数を減らしてしまいたい。 良くも悪くも前作や前々作程のインパクトは無くなってしまっている。 ◯DQ7(リメイク版) DQ3以来久々のナンバリング復帰を果たす。 配信石版「古の竜がすむ洞くつ」のボスとして登場。行動パターンは25年前と概ね変わらず。 この石版に登場するモンスターはしりょうのきし、リカント、スターキメラと全員DQ1で登場した懐かしい面々である。 ◯ DQ10 魔法の迷宮のコインボスとして登場。実装されたのはDQ11より後である。 使用特技の属性が炎に偏っているため、対策は難しくない。 ◯ DQ11 DQ7リメイクでの復帰を経て、系統全体が久々に本気を出した。 中盤ごろのユグノア城跡等に出現。デカい。とにかくデカい。 そして強い。ついに2回行動を身につけ、直前のボスであるアラクラトロを上回る威力の打撃と火炎で猛攻を仕掛けてくる。 耐久力も高く、勇者やシルビアがドラゴン斬りを習得していても簡単には倒せない。 さらに1ターン休み攻撃まで放つので、回復役が転ばされると非常にまずいことになる。 自信がなければ手を出さずそっとしておこう。 それ以降に出会う強化版のドラゴン・強は通常攻撃・ブレス共に大幅パワーアップしており、痛恨の一撃まで使用する。 また表エンディング後に出現するものはステータスだけなら上位種を超えてドラゴン系最高。 今作で元祖ドラゴンの威厳を十二分に見せつけたと言えるだろう。 さらに連武討魔行やマジスロでも登場しており、ずっとナンバリングに出られなかった鬱憤を晴らすかのような目立ちっぷりである。 ●外伝作品での活躍 ◯DQMシリーズ ひ さ し ぶ り だ な きゃ く じ ん は !! テリーのワンダーランドでは「まちびとのとびら」のボスとして登場し、倒すと必ず仲間になる。能力が高く、即戦力として頼れる存在である。デフォルトネームは「ドラン」。 DQ2の未来が舞台であるキャラバンハートでは、数百年の時が過ぎてもなおローラ姫を守る使命に囚われているドラゴンが沼地の洞窟にいる(記事冒頭のセリフはこのドラゴンのもの)。 話しかけると戦闘になるのでこれを倒すと、 おお… 姫よ 姫は いずこへ…。 もう なにも みえぬ…きこえぬ…。 と言い残して消滅してしまう。切ない…。 また、裏ボス撃破後に入れる竜王の城の最奥部にはかつての竜王の配下であるドラゴンのドルバがおり、復活した竜王を倒した後に話しかけると仲間にできる。 ドラゴン関連のイベントが多いのはやはりロトシリーズの未来だからだろうか。 多くのモンスターがリストラされたジョーカーでも続投されている。 しかもジョーカー2ではモンスター2枠分を埋めるメガボディ、ジョーカー3では3枠分のギガボディと、何故かどんどん体が大きくなっている。DQ11でのサイズアップはこれやバトルロードが遠因か…? 配合で作る場合、ほとんどの作品でドラゴンキッズ同士で生み出せる(*1) 初代JOKER~イルルカでは魔獣系と配合するとダースドラゴンに進化(?)する。 ◯不思議のダンジョンシリーズ 直線上の敵に炎を吐いて攻撃する能力を持っており、単純にステータスも高い強敵。 トルネコ1では全てのモンスターの中で最もステータスが高く、正真正銘最強のモンスターである。 対策装備であるドラゴンキラーやドラゴンシールドがあっても二番手のアークデーモンより遥かに厄介。 以降もエンディング直前ダンジョンの最強モンスターというポジションが定着しており、存在感は大きい。 他の敵を巻き込んでブレスを吐いてレベルアップしたり、作品によっては部屋の外からトルネコを認識してブレスを吐くので、油断してはならない。 アイテムドロップ率が高いという特徴もあるが、これが有難いのはトルネコ2くらい。 トルネコ3と少年ヤンガスでは仲間にすることもできる。デフォ名はドーラ。 …が、トルネコ3では味方になっても自分と敵との間にポポロや他の仲間モンスターがいてもお構いなしに炎をぶっ放す困ったちゃんである。これがホントのフレンドリーファイア。 上位種だと敵だけに追尾する炎を吐くようになるので頼れるのだが、仲間にするのもその分大変。 一方、少年ヤンガスでは必要以上に炎を乱射して勝手に疲れを溜める別の意味での困ったちゃんに。 ◯剣神DQ DQ1のストーリーを元にしているので当然登場。 ステージ3「悲しみの姫」のボス。 ローラ姫を助けに来た勇者の前に現れ、噛みつきや炎攻撃で襲いかかってくる。 後のステージ6でも中ボスとして登場する。 ◯ DQMB HP、ちから、みのまもりが高く使いやすいモンスターの1体。 技は単体打撃の「テールアタック」と全体ブレスの「はげしい炎」。 DQMBIIからは亜種のキースドラゴン、ダースドラゴンも参戦。 この3体をスキャンすると合体モンスターのギガントドラゴンへと変化する。 なぜグレイトドラゴンにしなかったのだろう ◯DQビルダーズ 宝箱を守る番人のように配置されていることが多い。 体力は多いが、その場から一切動こうとしないものぐさドラゴンなため、落ち着いて戦えば勝てない相手ではない。 2ではちゃんと歩くようになった。 ◯DQヒーローズ 1では最初のボスモンスターとして大抜擢される…が、ぶっちゃけチュートリアルボスであり強くはない。 2では普通の雑魚モンスターとして登場している。 ◯ダイの大冒険 魔王軍六大軍団の中でも最強と言われる『超竜軍団』の主力モンスター。 この評価は軍団長であるバランや竜騎衆の実力もあってのことだが、アバンが修行をつけるためドラゴラムを使った際の発言からも、やはり一般モンスターの中では別格の強さらしい。 序盤でダイが紋章の力を発揮した時には、その象徴としてドラゴンの姿が描かれていた。 ベンガーナの街では敵としてドラゴン5匹が登場しポップやダイと戦い、過去エピソードでは魔王ハドラーに使役されたがアバンの毒蛾の粉で暴走したため魔王自らの手で始末された。 また新アニメ版ではダイが金の筒から呼び出し、偽勇者一行を圧倒してみせた。 ●亜種 ◯キースドラゴン 青い体色のドラゴン。バンデットではない。 DQ1では炎を吐くが、他の作品では氷のブレスを使うことが多い。 ステータスと呪文耐性が上がったドラゴンという感じで、搦め手は通じにくいため正攻法で戦うしかない。 ドラゴンがDQ2、3にも登場する一方でこいつとダースドラゴンにはお呼びがかからなかった(*2)が、リメイク版DQ7以降は3体揃っての出演が多くなっている。 しかしDQMジョーカーでドラゴンとダースドラゴンが登場できたのにこいつはジョーカー3までハブられていたり、DQ11における強化版のキースドラゴン・邪が3DS版ではやけに弱かったりと、3体の中ではやや不遇な扱いが目立つ…かも。 不思議のダンジョンシリーズではその部屋のどこにいてもこちらを補足してヒットするブレスを吐く。大部屋モンスターハウスで真の恐ろしさを発揮する。 なお、この特技は風来のシレンシリーズのスカイドラゴンの逆輸入である(初代トルネコはモンスターのレベルアップが無いので、無印ドラゴンが最強種だった)。 トルネコ3での仲間として見るとドラゴンは上記の通り問題児で、ダースドラゴンは仲間にするのがトップクラスに難しいのでドラゴン系ではキースドラゴンが一番働いてくれる。 ステータスや炎のダメージではダースドラゴンに劣るものの、それでも下手な最上位モンスターより頼れる。 またダースドラゴンの炎が全フロア対象だがその分目の前の敵を放置しがちなのに対し、こちらは同じフロアの敵に集中してくれるという地味なメリットもある。 ◯ダースドラゴン 橙の体色のドラゴン。チョコレートではない。 本来は「ダークドラゴン」だったがFC本体のメモリ容量の都合(*3)でダースになったのは割と有名な話。 イルルカのまめちしきやDQ11のライブラリでは「ドラゴン族で最も古い12氏族の最後のドラゴン」とされ、「ダース」な名前とかけた大層な設定を賜っている。 DQ1の通常モンスターの中では最強の存在と言える。というのも高いステータスは勿論のこと、下位種2体と違いラリホーを使用するのだ。 FC版DQ1の敵が使うラリホーは100%確実に効くという鬼畜仕様のため、唱えられた瞬間に睡眠確定。下手すりゃそのまま永眠である。 マホトーンも必ず効くとは限らず、最悪不意打ちでラリホーを使われてハメ殺されるなんてことも。 場合によってはラスボスの竜王より強いかもしれない。リメイク版では使用呪文がマホトーンに変更された。 なお、DQ11でも高性能のラリホーを交えて勇者達を返り討ちしようとする。 また、不思議のダンジョンシリーズではその凶悪さで有名。 こいつの炎はアークドラゴンの逆輸入であり、フロアのどこから吐いても対象にヒットするという超絶インチキ仕様。 こいつの出現するフロアを対策なしで歩いているとあっという間に焼き殺されてしまう。その恐怖感、絶望感、理不尽感は筆舌に尽くし難いものがある。 その分トルネコ3や少年ヤンガスで仲間にした場合は非常に頼れる仲間となるが、道のりは険しい。それだけに、ステータスにはなる。 ただ成長タイプが攻撃面に偏っている上に上記の通り目の前の敵を放置することがあるので、あまり敵に狙われないように注意。 ドラゴンクエストビルダーズシリーズでも場面は少ないが強力な敵モンスターとして登場。 1では他の魔物相手なら奮闘してくれる村人や兵士たちをまとめて返り討ちにする格の違う強さを持ち、2では守りを固めた建築を触れただけで破壊してまわるという怪獣映画さながらの侵攻をしてくる。 他にも少年ヤンガスで登場したゴールデンドラゴン、DQヒーローズで登場した光の番人、DQ10で登場した魔瘴魂ゼノドラゴンといった亜種が存在している。 追記・修正はローラ姫を守りながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ドラゴンクエストってタイトルなのに全然出てこないやつ -- 名無しさん (2022-06-27 00 26 49) 一般に思い浮かべる西洋ドラゴンからあえて外したのか翼が無いのがちょっと残念。3はスカイとかオロチみたいな東洋よりだし、4以降は表現の幅が増えたせいもあってか翼ありきのデザインの奴らに入れ替わっていった印象。 -- 名無しさん (2022-06-27 00 40 40) ↑敢えて外した、というか竜王との差別化だろうね -- 名無しさん (2022-06-27 00 59 51) DQMでのドラゴンキッズ→ドラゴン→グレイトドラゴンの流れは何で翼が一度退化したんだろって不思議だったな。 -- 名無しさん (2022-06-27 01 07 54) 一応リメイク限定の7をカウントするならナンバリングの過半数に登場したことにはなるね -- 名無しさん (2022-06-27 01 11 15) ダースドラゴンの強キャラ設定好き -- 名無しさん (2022-06-27 06 18 43) 小学生の頃よく考えずにバーベキューの火種としてあげちゃって後悔した思い出 -- 名無しさん (2022-06-27 07 31 48) ダースドラゴンのエピソード、色んなところで容量の都合って書かれているのを見かけるけど、本当の原因はメモリの方らしいのよね(文字もグラフィックの一部として扱われている都合上、1度に表示出来るグラフィックの制約で文字を削らざるを得なかったという) -- 名無しさん (2022-06-27 09 34 29) どうにか名付けたダースドラゴンすら濁点多すぎて、「タ゛ースドラコ゛」にどうにかして「ン」を付けてるくらいだからね… -- 名無しさん (2022-06-27 21 57 41) グレイトドラゴンがあんまりにもドラゴンしすぎてるのが原因かと思ったがアイツもアイツで5以降ほとんど出てないっていう -- 名無しさん (2022-06-27 23 35 44) ↑8あー、竜王を明確に格上っぽくするためか。半端な変化だと道中のドラゴンのコンパチっぽくなっちゃうし、しかしラスボスにこそ王道デザインを与えたいし…… -- 名無しさん (2022-06-28 04 59 20) 普通にカッコいいドラゴン系も増えてきたのでシンプルにデカい!強い!路線でキャラ付けしてるのかなと思ってる(DQM・11での巨大化) -- 名無しさん (2022-06-28 18 23 22) ダースドラゴンは人語を話せるんだっけか -- 名無しさん (2022-06-28 20 15 53) シリーズの -- 名無しさん (2022-06-29 14 10 35) ↑送信ミスしましたすみません。シリーズのレギュラーになってるドラゴン系ってそんなにいないから外伝で出番が多いドラゴンはむしろ恵まれているかもしれない。 -- 名無しさん (2022-06-29 14 11 58) 検索:「ダースドラゴン トルネコ2 炎 条件」 A.確率でランダムです -- 名無しさん (2022-06-30 21 32 32) トルネコ3のダースドラゴンは「もう全部あいつひとりでいいんじゃないかな」と言いたくなるような 反則性能だが、加入の難易度を考えれば相応の性能と言える。 -- 名無しさん (2022-11-17 04 26 45) 名前 コメント
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注記 ・ギャグです ・やや百合です ・チビキャラを含みます ・チビキャラTALKの名前と、職業名による俗称が混在します ・規制が解けたのは3日間でした 参考用語 ・グドン(怪獣):ツインテールを食べるという設定の怪獣。劇中では殺害はしたが補食はしていない。 ・ツインテール(怪獣):エビの味がする怪獣。 ・ツインテール(髪型):ギザミシックルともいう。エビの味がする髪型。 ・グドン(髪型):ありません。 登場人物 ・ジェリコさん:とあるギルドのルシェヒーラー。とても胡散臭い。 人物 ・ナムナ:ござるござる。 世界一ハントマンの人口密度が高いと謳われるカザンの酒場、六花亭。 そこでは昼も夜もなくハントマン達が飲み、騒ぎ、キザなマスターが作る絶品料理に舌鼓を打っている。 なんとも騒がしい酒場に、一人の鬱病のプリンセスがいた。 「むなしい鬱…」 などといつも通り呟き、飲み干した杯をちるちると舐める。 ぴったりと静電気で額に張り付いた前髪が今日の鬱の原因だろう。 この季節になると静電気まみれになり、鬱姫的には不快の極みだ。 ぴょこーん、と突然鬱姫が垂直に全力跳躍した。 このままでは天井にぶつかり細い首がへし折れるだろう。 「。」 ようやく鬱から解放されると思った鬱姫の脳天は、何かとても柔らかいものに弾かれた。 自殺行動を見越して天井にへばりついていた赤平さんの豊かなお胸だ。 鬱姫は苦笑すると、跳躍の速度のまま床に射出された。 床を突き破り、ズボッとうまいこと首までハマった。 「晒し首鬱…」 ほろほろと涙していると、天井から舞い降りた赤平さんが鬱姫の席に座り、鬱姫の舐めた杯を大事に大事に舐めた。 鬱姫がにゃーにゃー鳴いて抗議すると、赤平さんの変態アイがそちらに向いた。 赤平さんは動けない鬱姫にいたく興奮し、手指を舐めさせたり足指を舐めさせたり、 酒を口移ししたり、採取した唾液を顕微鏡でじっくり観察したりと凌辱の限りを尽くした。 鬱姫はやや躁になってに゙ゃーに゙ゃー鳴いた。 暴れる客が立てる埃を除去するのがイクラクンのバイトだ。 店の壁にかかった巾着袋の中でむにゃむにゃと眠り、出番が来るとかりゆが取り出す。 眠そうなイクラクンをカリユが宙に放ると、一瞬で目覚めてショックヴェイルをまとう。 そしてムササビのようにマントで滑空し、店内をふかふかと横切るのだ。 すると静電気で埃を吸着し、進路上の空気を見事に浄化する。 そして反対の壁際にあるイクラクンバケツに着水して体を洗い、フレイムヴェイルで乾かす。 そして壁をトコトコ歩き、そちら側にもかかっている巾着袋の中に入ってふにゅっと眠るのだ。 一回あたり油揚げを一枚支給される破格のバイトである。 「ニク…」 奥のテーブルではハルカラにゃんがルシェ耳をピコピコしながらマンガ肉を貪っていた。 大皿の上にレジャーシートを敷いて座っている小さな小さなモルモルさんが野菜を奨めると、 肉の中に生の人参やキュウリをねじ込んでバリボリと貪っている。 モルモルさんはレジャーシートごとずりずりと皿の上を移動し、自分と同じぐらいにカットされたトマトを頂いた。 ぷしっとトマト汁が飛んで目を直撃し、「狙撃です! 目をやられました!」とギルドに危険を知らせる。 が、その声は体に比例して小さく、一部始終を見てケタケタと笑うハルカラにゃんにしか聞こえなかった。 視界が真っ赤です! 誰か! 誰か医者をー! ケタケタ。 モルモルさんがお冷やのコップに飛び込んで顔を洗った頃、ハルカラにゃんとカリユはジェリコさんのお話を聞いていた。 ジェリコさんは思慮深そうに目を閉じ、エビの姿焼きを愛用のメスで丁寧にカットしている。 「ですので、ツインテールというドラゴンはそれはそれは美味しいエビの味がするそうですよ」 「うんうん」 「ニク…」 カリユとハルカラにゃんは涎を垂らしてふかふか頷く。 ジェリコさんはより細かく、ミリ単位以下でエビを切り裂いていく。 「生きてないツインテールも美味ですが、生キタママノハ格別だそウですヨ」 すっ、すっ、と縦に横に偏執的かつ異様な精密さでエビを切り裂く。 紙より細く裁断される頃にはジェリコさんの息遣いは荒く、口調も地が出ていた。 「う、うん…」 「ニクぅ…」 さすがのカリユとハルカラにゃんも引いて、耳をビビビと震わせる。 「イーッ!」 ジェリコさんがおもむろにテーブルをばしーんと叩くと、ハルカリユにゃんはぴょんと跳ねた。 微塵にされたエビの身がホロリと崩れ、切られなかった部分だけが残る。 そこには青い帽子を被った雪だるまの像がヒーホー!と立っていた。 さすがジェリコさん、メーカーのマスコットを仕立てるとは営業活動に余念がない。 「オ、ナイスデザイン」 ジェリコさんは穏やかに笑い、エビの破片をドレーンで吸って食べた。 美味だったそうだ。 ツインテールの神話を聞いてから、カリユは髪型をツインテールに変えて仕事を再開した。可愛い。 だが皿を運んだりイクラクンをぶん投げたりするうちにその表情は曇っていく。 「お腹空きました」 カリユはハルカラにゃんにしょんぼりと弱音を吐く。 「ちゃんとご飯が食べたいです」 「ニク…」 こっそり漫画肉にかぶりつこうとしていたカリユの柔らかほっぺをぐいぐいと押しのける。 そして、自分がエビ味ツインテールになっても自分を食べられるわけじゃないという旨を伝える。 うっかりゆはピコーンと耳を立てて驚く。 「そうでした! お腹空きました」 ハルカラにゃんは犬歯を見せて嘲笑う。 「でもそう言うハルカラにゃんだってツインテールになってます」 「ニク…」 ハルカラにゃんは苛立たしげに漫画骨を噛み砕いた。 鬱姫が口の中を隅々まで触診され、イクラクンが油揚げの夢を見、モルモルさんがドレッシングの上に転んだ頃。 入口が開き、また一人ハントマンが入店した。 「いらっしゃい! ゆっくりしていっ…!?」 元気な挨拶が身上のかりゆが絶句した。 そこにいたのは鉄壁の鎧に身を包んだ金髪のツインテール。 その名もビリッチだった。 あまりのツインテールっぷりにカリユが絶句した時にはもう、 ハルカラにゃんが視線も向けないまま斧を降り下ろしていた。 明らかに天井よりでかい斧が店の奥から入り口までを両断する。 が、ビリッチはかっこよく盾を構えてそれを受け止めていた。 自信満々な表情が可愛い。 ハルカラにゃんはチッと舌打ちをして斧を捨てると、そこで初めてビリッチを見て、 にゃんにゃん喜んでテーブルに誘った。二人はギルド内でも仲良しなのだ。 アホの子なのか日常茶飯事なのか、ビリッチは緩い笑顔でぽてぽてとハルカラにゃんの席に向かう。 ガリッ。 その背中に可愛いカリユが飛び付いてかじった。 ビリッチは手をじたばたして慌てるが、幸いカリユの歯は鎧を貫くことはできなかった。 「一匹様ですか? ゆっくりしていってね!」 歯の通る部分がないか撫で回しながらカリユが笑顔を向ける。 もうお客として扱っていいのかエビとして扱っていいのか錯乱している模様だ。 ビリッチは疑問符をいっぱい浮かべながらもハルカラにゃんの隣に座った。 ガリッ。 ハルカラにゃんも肩に噛みついた。 じたばた。 ふんふんと鼻を鳴らしてエビの香りを楽しみながらカリユ達はビリッチの弱点を模索する。 ツインテールな頭部が剥き出しかと思いきや、ドット絵的に露出して見えるだけで 実際には兜でがっちりガードしている。 ハルカラにゃんは今日の戦果について談笑しながら、かりゆはお奨めメニューについて語りながらくんくんかみかみする。 ビリッチがおずおずとエビフライを注文すると、カリユは何やら思案げに頷き、 「エビ濃度が高まるかも…」 と呟いてオーダーを禿に伝えに行った。 「ニク…」 ハルカラにゃんもさすがの鉄壁ビリッチに顎が疲れたのか、堅パンをかじって休息をとった。 ビリッチはようやく餓鬼地獄から解放され、つきだしのキュウリをパリポリかじる。 美味しかった。 その頃、唇と舌と口腔粘膜を弄くられることに耐えかねた鬱姫が落葉金切りで自傷を始めた。 こいつはいかんと赤平さんは鬱姫を引っこ抜きその矮躯をカウンターに横たえて緊縛、 「緊急オペを開始するわ!」 とかっこよくポーズを取った。 ほっぺが切れただけの鬱姫は涙目で首を振るが、赤平さんは自傷癖がキラル反応の増大によるものと患者に説明。 手術開始。 超執刀による高速機動で鬱姫の周りを旋回して翻弄しながらべたべた触りに触る。 切開を行わない呪術的処置だというが、実際手術後の鬱姫は血色良く恍惚としていたので適切だったのだろう。 カリユ的にはこの公開手術プレイは日常茶飯事なのでスルーし、赤平さんの気持ち悪い加速による埃だけ気にした。 巾着で眠るイクラクンをもふっと取り出し、手の上で転がして起こす。 「イクラちゃん、お願いね」 「ボク、イクラちゃんじゃなくてイクラクンらしいよ…?」 寝起きで前後不覚のイクラクンは、自信なさげにそう言ってる間に放り投げられた。 マントが広がりふかっと滑空。眠たくてもショックヴェイルに曇りなし。 赤平さんの立てた埃を吸着し、イクラクンはハルカラにゃんの側のバケツにとぷんと着水した。 ぴょいと飛び上がった先はビリッチの肩アーマー。 微笑ましそうに見守るビリッチの上でイクラクンは発熱して水分を飛ばした。 鎧がじゅーっと熱くなる。 すかさずハルカラにゃんが懐から出した卵を反対側の肩に割ると、すぐに目玉焼きになった。 ビリッチは「ふぅ、暑い暑い」とのんびりっち鎧を脱いだ。 鎧を、脱いだ。 かりゆがぴょこーんと跳躍してビリッチの前のテーブルに着地。 衝撃でモルモルさんが「ちゅーっ!」と飛んで赤平さんの襟首にすぽっと収まった。 首の後ろにハムスターが入ってヒゲでこちょこちょされたかのような絶望的なくすぐったさに襲われ、赤平さんは死んだ。 それはともかく、キャミソールに裸足という涼しい姿になったビリッチは、 舞い降りたカリユと、目玉焼きを食べ終えたハルカラにゃんにじーっと見つめられた。 恥ずかしくなって空き皿を盾のように構えてみたが、それがまずかった。 もはや二人のエビイーターには皿の上のエビとしか映らない。 テーブルの上で四つん這いになったカリユはすぐさまビリッチの唇を奪い、中のエキスをじゅるりと吸った。 「~~!」 赤くなるビリッチに対し、カリユは「新鮮ないいお味です」と好意的な評価をくだした。 「ニク…」 すかさずハルカラにゃんがビリッチの耳たぶを甘噛みし、その稜線を舌先でなぞる。 喉奥に甘い声をくぐもらせ、ビクンと跳ねたビリッチの姿に、ハルカリユにゃん達は同じ感想を抱いた、 エビ反り、と。 早くも呼吸を乱すビリッチを、二人はテーブルの上に寝かせた。 手術の気配に赤平さんが蘇り、「医者は必要かしら?」と気取って言ったが、 突っ込みどころか一瞥すら頂けず、泣きながら超失踪した。うだつの上がらない神医だ。 鎧でたっぷりと汗ばんだビリッチの滑らかな柔肌を、二人のルシェは隅々までくんかくんかと調査する。 二人の嗅覚では、ツインテール娘の匂いは上質なエビの香りと認識されている。 ビリッチは真っ赤になってじたばたするが、盾と鎧を外したナイトなどウェイトレスにも勝てない。 それどころか朱に染まった肌が茹で上がったエビを彷彿とさせ、二人を興奮させる。 カリユは足の指、ハルカラにゃんは腋のくぼみが他より濃厚で特に気に入ったらしく、それぞれ舌で味わっている。 「ニク…」 「エビ…」 「あぅぅ」 ビリッチは息も絶え絶えに、敏感かつ羞恥を煽る箇所への責めに断続的に体を震わせる。 時に醤油を垂らされ、時に胡麻油を塗りたくられ、そこをまた丁寧に舌で拭われる。 甘噛みを交えながらのツインテール味見会は尚も進み、上は胸部を守る脂肪、下は太ももの付け根へと侵攻していった。 最早まな板の上のエビであるビリッチは、味わわれる恐怖と羞恥の奥に微かな悦楽を感じ始めていた。 どうやら補食されることはないようだ。 それならば普段は友好的な二人に身を委ねるのもいいのではないか、と。 その時、甲冑に身を包んだ母の言葉を思い出す。 『ビリッチ。あなたが体を委ねてもいいと思える人に会えたなら、鎧を脱いでやや俯き気味にツインテールを解きなさい』 パパもそれでイチコロでした―― ビリッチはそっと斜め下、キャミソールに酢醤油が染みたあたりを見つめ、自由な右手で自慢のツインテールを解いた。 効果はてきめんだった。 夢中でビリッチ汁を味わっていた二人がぽかんと呆けた表情でビリッチの顔を見ている。 「ビリッチさん! ビリッチさん! こんな卑猥な格好、誰にさせられたんです!?」 「ヤサイ!」 カリユがとても心配そうに詰め寄り、ハルカラにゃんも珍しい怒りの言葉を吐いている。 「えぅ?」 ストレートビリッチは上がった息を整えながら首を傾げる。 ツインテールなき者に荒くれルシェの欲望は向けられない。 戸惑うビリッチをよそに二人はまだ見ぬ強姦魔に憤る。 「こんな人気の多い場所で許されない蛮行だわ! そんな人、エビフライ禁止でも生ぬるいよ!」 「スベスベマンジュウガニ!」 ハルカラにゃんも同意する。 マスターは客たちと共に深く頷くと、一枚の張り紙をしたためた。 『カリユとハルカラにゃん。以上の者達に一切のエビフライを禁ず』 「ひ、ひどいですマスター! 私達が何をしたって言うんですか!」 「何ってまぁ、概ね全部」 ビリッチにお詫びのサービスエビフライを差し出し、マスターが頭を掻く。 かりゆとハルカラにゃんは抱き合ってわんわんにゃんにゃん泣き、 唾液まみれのビリッチはエビフライの美味しさに幸せそうにふにっと笑う。 イクラクンは巾着袋から頭だけ出して、くわえた油揚げをもはもは食べている。 泣くカリユ達にエビフライをお裾分けしようとしたが、マスターが「そいつはいけませんぜ」と制止する。 ビリッチはそうなの?と首を傾げ、思い出したように髪をツインテールに結い直す。 やはりこれでないと落ち着かない。 「エビ…」 「エビ…」 ビリッチの頭に二条の尻尾が生えた瞬間、抱き合っていた二人がぐるりとそちらを見た。 かりゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅ